※ 本記事は広告を含みます。
費用・回数は各クリニックの公表料金に基づく執筆時点のものです。
効果には個人差があります。
結論から書く。
自毛植毛は「何グラフト植えるか」「いくらか」だけで比べると、いちばん大事な情報が抜け落ちます。
抜けるのは、どの工程を誰が担当するかです。
これはカウンセリングで質問すれば確かめられます。
この記事の後半に、そのまま使える質問リストを置きました。
先に正直に書いておきます。
編集部の書き手は植毛手術を受けていません。
なのでこの記事は「受けてみた感想」ではなく、法律の条文と手術の工程を分解して、カウンセリングで何を聞けばいいかを整理したものです。
特定のクリニックの体制を「こうなっている」と決めつけることもしません。
そこは各院に聞いて確かめる部分です。
植毛を考え始めた段階って、カウンセリングの予約を入れるだけでも腰が重いんだよね。
受付で「植毛の相談で」と言うのに抵抗がある人も多いはず。
だからこそ、行く回数を減らせるように、1回目で聞くことを決めてから行くのが効率的です。
法律ではどこまで決まっているのか|医師法と看護師の業務範囲
この記事を書くにあたって、まず条文を読みました。
意外だったのは、医師法にも看護師の法律にも「植毛」という言葉は出てこないことです。
決まっているのは、もっと大きな枠だけでした。
医師法と保健師助産師看護師法を所管しているのは厚生労働省です。
医師法第17条の一文
医師法第17条はこう書かれています。
「医師でなければ、医業をなしてはならない。」
短い。
手術は医業にあたるので、植毛手術の責任を負うのは医師です。
ここまでは明確です。
看護師ができるのは「診療の補助」
保健師助産師看護師法の第5条では、看護師の仕事を「療養上の世話又は診療の補助」と定めています。
同じ法律の第37条では、看護師などは主治の医師の指示がある場合を除いて、「医師又は歯科医師が行うのでなければ衛生上危害を生ずるおそれのある行為」をしてはならない、とされています。
つまり、看護師は医師の指示のもとで補助はできる。
一方で、植毛の個々の工程(株の採取、移植用の穴あけ、株の挿入)が「補助」の範囲に入るのかどうかは、条文だけでは読み取れません。
ここを記事で断定すると不正確になるので、断定しません。
読者側でやれるのは、「どの工程を誰がやるのか」をクリニックに直接聞いて、説明が筋道立っているかを見ることです。

植毛手術を工程ごとに分けると、見るべき場所が分かる
植毛は1つの作業ではなく、いくつもの工程の積み重ねです。
手術時間も数時間単位になることが多く、1人の医師だけで全部を進めるのか、チームで分担するのかは院によって違います。
工程を分けておくと、カウンセリングで「医師が執刀します」と言われた時に、それがどこまでを指すのか聞き返せるようになります。
工程別・担当と確認ポイント
| 工程 |
中身 |
仕上がりへの関わり |
カウンセリングで聞くこと |
| デザイン |
生え際の位置・密度・毛の向きを決める |
見た目の自然さを大きく左右する |
生え際のデザインは誰が決めて、当日誰が線を引くか |
| 採取(ドナー) |
後頭部などから毛包を取り出す。 FUEはくり抜き、FUTは皮膚ごと帯状に切り取る |
株の傷み(切断)や採取部の跡に関わる |
採取は誰が行うか。 機器を使う場合、操作は誰か |
| 株分け |
取り出した組織を1〜数本単位の株に分ける |
株の状態を保てるかどうか |
株分けの担当と、株を体外に置く時間の管理方法 |
| 移植孔の作成 |
植える場所に小さな切れ目・穴を作る |
毛の角度・向き・密度が決まる工程 |
移植する穴を開けるのは誰か |
| 株の挿入 |
作った穴に株を入れていく |
定着や見た目に関わる |
挿入は誰が行うか。 医師はその間どこにいるか |
※ 担当の分け方は院によって異なります。
上の表は「どこを聞くか」の整理で、特定の院の体制を示したものではありません。
表を作ってみて分かったのは、「医師が執刀」という一言がかなり広い意味で使えてしまうことでした。
デザインだけ医師、という可能性もあるし、全工程に医師が入る可能性もある。
言葉だけでは区別できないんだわ。

カウンセリングで確認すべき質問リスト
ここがこの記事の本題です。
メモに写して持っていくか、スマホに入れておけば足ります。
内服治療も含めて相談するなら、AGAクリニックの無料カウンセリングで聞くべき5つの質問もあわせて持っていくと漏れが減ります。
担当者について
- 自分の手術で、執刀する医師は誰か(カウンセリング担当と同じ人か)
- 採取・株分け・移植孔の作成・株の挿入を、それぞれ誰が担当するか
- 医師以外のスタッフが関わる場合、その人の資格(看護師など)と、医師がどう指示・確認するか
- 手術中、医師は手術室にずっといるのか
体制と経験について
- 1日に何件の手術を行っているか(同じ医師が同じ日に複数件を担当するか)
- 担当医師の植毛手術の経験年数や件数を教えてもらえるか
- 予定グラフト数が多い場合、手術時間は何時間くらいか、途中で担当が交代するか
費用と保証について
- 見積もりの総額に何が含まれているか(麻酔・薬・術後の診察)
- 定着が思わしくなかった場合の対応があるか、その条件は何か
- 担当医師を指名した場合、費用は変わるか
ここで見るのは、答えの中身そのものより答え方です。
工程ごとに具体的に説明してくれる院は、少なくとも体制を隠す気がないと判断できます。
逆に「医師がしっかり担当します」だけで具体が出てこないなら、もう一度聞き直していい場面です。
聞きにくいかもしれん。
でも100万円を超える手術で、担当者を聞くのは失礼でもなんでもない。
その場で契約を急かされた場合の対応は、無料カウンセリングで契約を迫られたときの断り方にまとめています。
悩み別・次にやること
まだ植毛にするか決めていない人
植毛は移植した部分の見た目を変える方法で、薄毛の進行そのものを止めるものではありません。
植毛と医療ヘアタトゥーのどちらにするか迷っているなら、自毛植毛とSMPの費用・効果・後悔ポイントの比較で違いを整理しています。
進行の程度や内服治療との組み合わせは、医師の診察で判断してもらうのが先です。
植毛専門院のカウンセリングでも、内服との併用について質問しておくと話が早いです。
植毛の方向で、候補院を絞りたい人
上の質問リストを持って、2院以上でカウンセリングを受けて答えを並べるのが現実的です。
1院だけだと、その説明が丁寧なのか普通なのか比べる軸がありません。
候補の1つとして、自毛植毛専門院の東京植毛クリニックがあります。
広告表記は「植え放題149万円〜」です。
※ 広告文言上の価格です(執筆時点・2026年9月)。
税込か税抜か、適用条件、手術の担当体制は公式サイトとカウンセリングで確認してください。
植え放題149万円〜の自毛植毛専門院【東京植毛クリニック】

費用だけで決めそうになっている人
グラフト単価や「植え放題」のような料金の形は比べやすい。
ただ、同じ金額でも工程ごとの担当が違えば、中身は同じとは限りません。
見積もりを並べる時は、金額の横に「誰が何をやるか」の答えも1行ずつ書いておくと判断がぶれにくいです。
この記事の要点
- 医師法第17条により、医業は医師にしか行えない。
手術の責任を負うのは医師
- 看護師は医師の指示のもとで診療の補助ができる。
ただし植毛の各工程がどこまで補助に入るかは、条文からは読み取れない
- 植毛はデザイン・採取・株分け・移植孔の作成・株の挿入に分かれる。
「医師が執刀」がどこまでを指すかは工程ごとに聞く
- カウンセリングでは、答えの中身と同じくらい、具体的に答えてくれるかを見る
よくある質問
Q. 医師以外のスタッフが手術に関わるのは違法ですか?
A. 看護師は医師の指示のもとで診療の補助を行えると法律で定められているため、スタッフが関わること自体がすぐに違法になるわけではありません。
どの工程を誰が行っているかと、医師がどう指示・確認しているかをクリニックに確認してください。
Q. 担当医師を指名できますか?
A. 院によって対応が違います。
指名の可否と、指名した場合の費用の違いをカウンセリングで聞いておくと安心です。
Q. 質問しすぎると嫌がられませんか?
A. 手術の担当者や手順を聞くのは、治療を受ける側として普通の確認です。
答えが曖昧なら、別の院の説明と比べる材料になります。
Q. FUEとFUTで、担当の分け方は変わりますか?
A. 採取の方法が違うため、工程の中身や分担が変わる可能性があります。
どちらの方式が自分に合うかも含めて、医師に相談してください。
※本記事は一般的な健康・美容情報であり、医療行為や診断・治療の代替ではありません。
AGA・薄毛・ED等の治療や服薬は医師の診断のもとで行ってください。
効果には個人差があります。
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