※ 本記事は広告を含みます。費用・回数は各クリニックの公表料金に基づく執筆時点のものです。効果には個人差があります。
先に結論から書く。
ヒゲ脱毛でクリニックを比較するとき、料金表より先に見るべきは「どの脱毛機を、どの波長で使っているか」だと思ってる。
同じ「医療脱毛6回コース」でも、蓄熱式の機械で6回打つのと熱破壊式のヤグレーザーで6回打つのとでは、痛みも、太いヒゲへの当たり方も、通ってる途中の実感もかなり違う。
自分はそれを知らずに1社目を選んで、正直ちょっと遠回りした。
で、この記事で一番言いたいのはここ。
同じクリニックでも、院によって置いてある機械が違うことがある。
公式サイトに機種名が3つ並んでたら、それは「全部の院に3台ある」って意味とは限らない。
だからカウンセリングで聞くしかないんだわ。その聞き方まで最後に書いた。

蓄熱式と熱破壊式、ヒゲに関しては別物だと思っていい
まずここを押さえないと機種の話が全部ふわっとする。
熱破壊式:太いヒゲに強い代わりに、痛い
毛が生えてる根元のあたり(毛乳頭・毛母細胞)を狙って、高出力のレーザーを一発ずつ当てていく方式。
黒い色に反応するので、ヒゲみたいに太くて濃くて黒い毛とは相性がいいとされている。
痛みは、はっきり言って痛い。
自分が鼻下に打たれたときは「輪ゴムで弾かれる」とかいうレベルじゃなくて、火のついた針で刺されてる感覚に近かった。
麻酔クリームを塗ってもらってようやく耐えられた、というのが正直なところ。
ただ、照射から2週間くらいで毛がポロポロ抜け落ちるのが目に見えてわかるので、効いてる感はある。
※ 個人の感想です。効果には個人差があります。
蓄熱式:じわっと温めて、痛みは軽い
こっちは高出力の単発じゃなくて、低めの出力を連射しながらヘッドを滑らせていくタイプ。
毛を作るよう指令を出している「バルジ領域」と呼ばれる部分にダメージを与えるという考え方の方式で、じんわり温かい、たまにチクッとする、くらいの感覚だった。
痛みが軽いのは本当にありがたい。
でも代わりに、熱破壊式みたいな「打った直後にゴソッと抜ける」わかりやすさはあんまりない。
自分の場合、蓄熱式で受けた回は「抜けたか?これ」って半信半疑のまま次の予約日を迎えて、伸びるスピードが落ちてきたのに気づいたのは3〜4回目くらいだったと思う。
効いてないんじゃなくて、実感の出方が違う。ここを知らないと不安になるやつ。
あと副作用の話も正直に書いておく。
自分はアゴ下に毛嚢炎(ニキビみたいなブツブツ)が数個できた。1週間くらいで引いたけど、クリニックで塗り薬をもらった。
それと、産毛に近い部分に照射すると逆に毛が濃くなる「硬毛化」が起こる場合があるという説明も、カウンセリングで受けている。
どの方式でもゼロリスクではないので、肌トラブルが出たら自己判断せず医師に相談してほしい。
レーザー脱毛は医療行為であり、毛嚢炎や硬毛化などの皮膚トラブルの扱いについては日本皮膚科学会が公開している情報も併せて確認しておくと判断材料になる。
755nm・810nm・1064nm、波長でヒゲと肌色への当たり方が変わる
ここが今回の本題。
脱毛機のスペックで一番効いてくるのが「レーザーの波長(nm=ナノメートル)」で、ざっくり3系統ある。
- アレキサンドライトレーザー(755nm前後):メラニン(黒い色素)への反応が強い。浅い層に効きやすく、ヒゲのような濃い毛には反応が出やすい。反面、日焼けした肌や地黒の肌だと、肌側の色にも反応してしまうリスクが上がる
- ダイオードレーザー(800〜810nm前後、機種によっては複数波長を混ぜる):バランス型。蓄熱式にも熱破壊式にも使われる守備範囲の広い波長で、いま国内クリニックの主力はここが多い印象
- ヤグレーザー(1064nm):一番深くまで届く波長。メラニンへの反応が相対的に控えめなので、色黒・日焼け肌でも比較的使いやすいとされる。深く埋まった太いヒゲや、青ヒゲの根っこに向けて使われることが多い。ただし痛みは3つの中で最強クラス
自分がハマったのがまさにここで、鼻下とアゴの「青くなる部分」って毛が皮膚の深いところまで刺さってるんだよね。
だから浅い層向きの照射だけを繰り返しても、表面の毛は減っていくのに青みだけ最後まで残る感じがあった。
最終的にヤグ系で打ってもらった回のあと、青みが前より目立たなくなったと感じたのは事実。ただしこれも自分の体感で、肌質や毛の生え方で結果は変わる。

主要3社が入れている脱毛機を、正直に比較してみた
カウンセリングを回って聞き取った内容と、各社が公表している導入機の情報を突き合わせて整理したのがこの表。
導入機種は院ごと・時期ごとに入れ替わるので、最新の在り処は必ず自分が通う院に直接確認してほしい。この表は「どういう思想で機械を揃えている会社か」を見るための地図だと思ってもらえればいい。
| クリニック | 脱毛機の傾向・波長 | 料金の目安(税込) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ゴリラクリニック | 男性専門。蓄熱式ダイオードに加え、熱破壊式のヤグ(1064nm)系まで複数機を揃えている院が多い。太いヒゲ・青ヒゲ前提の設計 | ヒゲ3部位コースで数万円台〜、追加照射や部位追加で総額十数万円規模になることも(分割の考え方は医療ローン・分割払いの比較記事が参考になる) | 青ヒゲ・剛毛タイプ。麻酔前提でも結果を取りにいきたい人 |
| メンズリゼ | 1台で蓄熱式と熱破壊式を切り替えられるタイプの機械を含め複数機を導入。毛質や部位に合わせて打ち分ける方針 | ヒゲ全体の複数回コースで十万円前後。麻酔代が無料の設定があるのが特徴 | 痛みが不安だが太い毛も減らしたい人。打ち分けで調整してほしい人 |
| 湘南美容クリニック | アレキサンドライト(755nm)系の熱破壊式や蓄熱式など複数を保有。院数が多く、通いやすさが武器 | ヒゲ脱毛は1回あたりの単価が低めに設定されていて、少ない回数から試しやすい | まず1〜3回だけ試したい人。近所に院がある人 |
※ 料金・導入機種は2026年8月時点で確認した目安です。改定・入れ替えが頻繁にあるため、最新情報は各公式サイトおよびカウンセリングでご確認ください。
自分が最初に無料カウンセリングを取ったのはゴリラクリニックだった。
男性専門だから待合室に女性がいない、というだけで、正直めちゃくちゃ気が楽だった。
受付で「ヒゲ脱毛で」って言うの、最初はマジで恥ずかしいんだよね。あれが無いのはでかい。
そのあと比較のためにメンズリゼでも話を聞いて、そこで初めて「同じ機械で蓄熱と熱破壊を切り替えられるものがある」と知った。
毛の状態を見ながら打ち方を変える、という発想があること自体を知らなかったので、これは行ってよかった。
3社目の湘南美容クリニックは、単純に家から近い院があるのが強かった。
ヒゲ脱毛は結局2ヶ月おきに何度も通うので、通いやすさは思ってる10倍くらい効いてくる。
条件別:自分ならこの機種を狙いに行く
青ヒゲが一番の悩み → ヤグ(1064nm)を持っている院
表面の毛じゃなくて「剃ったあとの青み」を何とかしたいなら、深部に届く波長を持っている院を選ばないと後半で詰まる。
最初から全部ヤグにしろって話じゃなくて、途中から切り替えられる選択肢があるかどうかが重要。
痛みが本当に苦手 → 蓄熱式メイン+麻酔の条件を確認
痛みで通うのをやめたら意味がないので、これは正しい判断だと思う。
ただし麻酔代が別料金のところだと、1回3,000円前後×回数で地味に効いてくる。
麻酔が無料かどうかは総額に直結するから、料金表の下の方の小さい字まで見た方がいい。
日焼けしてる・地黒 → 755nmだけの構成は避ける
肌の色が濃いとメラニン反応型の波長はリスクが上がるので、断られるか出力を落とされることがある。
仕事柄どうしても日焼けするなら、ヤグ寄りの選択肢がある院を最初から探した方が話が早い。
とにかく安く試したい → 1回単位で受けられるところから
いきなり10万円超のコースは怖い、という感覚は普通だと思う。
総額と追加費用の見方については契約前に確認しておきたい判断基準の考え方がそのまま流用できる。
1回だけ受けてみて、痛みの許容度と自分の毛の反応を確かめてからコースを組むのは全然アリ。

カウンセリングで機種を確認するときの質問例
そのまま使える形で置いておく。この4つを聞けば、だいたい相手の本気度もわかる。
- 「この院に置いてある脱毛機は、いま実際に何が稼働していますか?」(公式サイトの一覧ではなく“この院”と限定するのがコツ)
- 「その機械は蓄熱式ですか、熱破壊式ですか。波長は何nmですか?」
- 「自分の毛質と肌色だと、どの機械をどの部位に使う想定になりますか?」
- 「途中で毛の減り方を見て、機械や照射方式を変更してもらえますか。その場合の追加費用は?」
この「機械を確認する質問」の作り方は、薄毛治療のカウンセリングでも同じ発想が使える。聞き方の型はAGAクリニックの無料カウンセリングで聞くべき質問のまとめにも整理してあるので、他の相談に行く予定があるなら合わせて見てほしい。
4つ目が地味に効く。
「変更できます」と即答できる院は、機械を複数持っていて打ち分ける前提で運用しているところが多い。
逆にここで曖昧になるなら、途中で行き詰まったときに調整の余地が少ないかもしれない、と考えておく。
よくある質問
Q. 蓄熱式と熱破壊式、どっちが効果が高いんですか?
A. どちらが上位という話ではなく、狙う場所も熱の入れ方も違う方式です。太く濃いヒゲには熱破壊式が使われやすく、産毛や痛みへの配慮では蓄熱式が選ばれやすい傾向があります。感じ方には個人差があるので、毛質を見てもらった上で医師と相談してください。
Q. 何回くらいでヒゲは薄くなりますか?
A. 自分の周りでも「5回で満足した人」と「10回超えてもまだ通ってる人」がいて、幅がかなり大きいです。ヒゲは体の中でも毛が強い部位なので、他部位より回数がかかりやすいと説明されました。最初から回数追加の単価も確認しておくと予算がブレません。
Q. 途中で日焼けしたらどうなりますか?
A. 肌の色が濃くなると照射を断られたり、出力を下げて対応されたりすることがあります。夏場に予定が飛ぶと通院ペースが崩れるので、通っている間の日焼け対策は真面目にやったほうがいいです。
Q. 家庭用脱毛器では代わりになりませんか?
A. 家庭用の機器は光の出力の考え方が医療機関のレーザーとは異なり、目的も同じではありません。医療機関での施術は医師の管理下で行われるものなので、同列に比較するものではないと考えています。
Q. カウンセリングだけ受けて帰っても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。自分は3社回って、その場では全部保留にして帰りました。強い引き止めが不安なら「今日は契約しません」と最初に言っておくと空気が楽になります。
まとめ:機械を聞ける人になると、クリニック選びが一気に楽になる
正直、脱毛機の名前なんて最初はどうでもいいと思ってた。
料金と口コミだけ見て決めようとしてたし、そのほうが早いと思ってた。
でも実際に通ってみると、痛みも、抜け方も、青ヒゲの残り方も、全部「どの機械でどう打たれたか」に紐づいてたんだよね。
カウンセリングで機種と波長を1つ聞けるだけで、自分に合わない選択肢を最初に外せる。それだけで数万円と数ヶ月が変わる。
迷ってるなら、無料カウンセリングを2社は回ってみるのをすすめる。
剛毛・青ヒゲ寄りならゴリラクリニック、痛みが不安で打ち分けを相談したいならメンズリゼ、まず1回だけ試したいなら湘南美容クリニックあたりから話を聞いてみて、上に書いた4つの質問をぶつけてみてほしい。
受付で「ヒゲ脱毛の相談で」って言うの、最初の1回だけ恥ずかしい。
2回目からは何とも思わなくなるので、そこだけ乗り越えれば大丈夫。
※ 本記事は個人の体験および取材時点の情報に基づく内容です。施術の適応・リスク・副作用の判断は医療機関によって異なります。実際の治療にあたっては必ず医師の診察を受け、説明を確認してください。効果の感じ方には個人差があります。


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